温故知新!長野県の健康長寿シンポジウムに登壇、伝統食の魅力を再確認(開催レポ)

ご縁あってお声がけいただき、6月8日(土)開催のシンポジウム@長野県飯田市「長野県の健康長寿を食の面から考えるー特に発酵食を中心にー」に、講演者&パネリストとして登壇!日本の伝統食や発酵食の魅力を再確認するひとときでした。(開催場所:エル・バード/長野県飯田市)

●この記事を書いた人……薬膳と郷土料理の研究家 松橋かなこ

講演では、2014年にスタートした養生ふうどの活動をもとに、発酵食や伝統食について日々感じていることや“食の役割”についてお話しました。

慣れない場でのお話は緊張しますが・・・発酵食や伝統食のこととなると言葉が次々出てくるから不思議なもの(笑)。

干し野菜や柿酢などの事例紹介では、深くうなずきながら聴いてくださる方々もあり、ありがとうございました^^。

今回のシンポジウムをきっかけに、食事は単に「栄養補給」だけのものではなくて、心の安定やコミュニケーション、食文化や歴史にも深く関わっていることを実感(伝統食となると、なおさらですね)。

ほかの講演者のお話も関心のあるテーマばかりで、「発酵食品と遺伝子スイッチ(中尾洋一教授)」など興味津々でした。

私たちが味噌汁などの和食をいただいて「ホッとする」「癒される」と感じる背景には科学的にも有効な成分があるとのこと。もっと聞いてみたい講演内容でした。

私たちは新しいものに意識が向いてしまいがち。しかし、

\昔ながらの食材や食事には素晴らしい効用がある/そんなことを感じる時間でした。

シンポジウム後は懇親会、二次会と続き、シンポジウム翌日は創業450年の老舗蔵元の見学にも参加させていただきました。

今回は研究者の参加が多く、いつもとは違う視点から長寿食を考える2日間♪

ここで学んだことを整理して、今後のレッスンなどでもお伝えしていきたいなと思っています。


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