とうもろこしの皮&芯を活用!コンポストづくりの意外な「効用」とは

夏を代表する野菜・とうもろこし。その甘さと歯ごたえで、子どもから大人まで人気がある野菜です。

では、とうもろこしを食べた後の皮や芯はどうしていますか?

通常捨ててしまいがちな皮や芯は、我が家ではコンポストの材料として利用しています。

今回の記事では、とうもろこしの皮や芯をコンポストに使う方法と、最近始めたコンポストづくりの様子をご紹介しますね。

〇この記事を書いた人…薬膳と郷土料理の研究家:松橋かなこ

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コンポストとは|家庭の生ゴミは捨てずに有効活用!

コンポストとは、「堆肥(compost)」や「堆肥をつくる容器(composter)」から生まれた言葉。日本では、「生ごみから堆肥を作る活動」を指す言葉として使われることが多いです。

コンポストは、家庭から出る生ゴミなどの有機物を、微生物の力で分解させて、肥料に変えるプロセスのこと。

コロナ禍で注目を集め、コンポストづくりを始める人が増えましたが、昔から伝承されてきた日本の大切な知恵のひとつです。

コンポストを上手に活用することで、家庭から出るゴミが減り、キッチンから環境にやさしい暮らしにつながります。

とうもろこしの皮&芯もコンポストの材料に

最近、我が家でもコンポストづくりを始めました。野菜のヘタや種、果物の皮など、いろいろな素材を入れて様子を観察しています。

そんなタイミングで戴いたのが、こちらのとうもろこし!

とうもろこしは薬膳でもよく使われる食材のひとつで、夏の人気野菜のひとつ。我が家でも、とうもろこしは大人気です^^

ですが、とうもろこしを食べる「皮や芯など生ゴミがたくさん出るなぁ」と思ったことはありませんか?

↓ 一本剥くと、こんな感じになります


コンポストづくりにはさまざまなな方法がありますが、私が教えてもらったのは「貝殻以外は何でも入れてOK」というもの。

そこで、とうもろこしの皮と芯もコンポストの中へ入れてみることに。

ただ「とうもろこしや玉ねぎの皮は分解しづらいの入れないほうが良い」という考え方もあるので、今回は適度な大きさに刻んでから投入することにしました。

土の中にしっかりと埋めます。時間はかかっても、しっかりと分解されることを願って……。数カ月後に期待です!

コンポストづくりは食育や環境学習にもぴったり

「家庭から出る生ゴミを減らしたい」「キッチンから地球にもやさしい暮らしがしたい」。そんな想いから、私はコンポストづくりを始めました。

コンポスト講座で基本的な知識を学んだものの、いざ始めてみると、今回のとうもろこしのように「これは使えるの?使えないの?」というものも多いです。

年長になる息子もコンポストに熱心で、一緒になって、頭をひねって考えることもしばしば。

そんな様子をみていると、コンポストづくりは食育や環境学習にもぴったりと感じています。

上手くいくか、いかないかではなくて、その過程を楽しんでみるーー。

少し前から話題のコンポストづくりには、こうした意外な効用があるかもしれません。

こちらのブログでも、また経過を報告したいと思います!


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