干し野菜に学ぶ、自分を大切にする「手しごと」の時間
2024年9月後半から10月にかけて古民家やガーデンカフェ、助産院などで開催してきた「干し野菜レッスン」。たくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました!
「干し野菜づくりに夢中になっています」「家族や子どもにも好評でした」というメッセージも数多く届き、大変嬉しく感じています。
ここでは、【干し野菜に学ぶ、自分を大切にする「手しごと」の時間】として、レッスンの様子や気づきなどをご紹介しますね。
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手から手へと伝わっていく、干し野菜の魅力
2024年秋、様々な場所で干し野菜レッスンを開催させていただきました。
レッスンに 参加された方々から「作りました!」というお便りが数多く届き、大変うれしく感じています。
…干し野菜のレパートリーが広がった
…子どもの野菜不足が解消できそう
…野菜のムダや廃棄が減ってうれしい
↓お子さんが「パクパク食べてくれた」とのこと

↓ご自宅のお庭の柿を干した、甘味たっぷりのもの

私自身が干し野菜に出合ったのは、小さな子どもの頃。
富山で暮らす99歳の祖母からその魅力や作り方、使い方を教わりました。
干し野菜を作っていると「太陽の恵みをいただいている」という気持ちになります。
時代とともに形は変わっても大切なエッセンスはそのままに。
干し野菜が手から手へ、こうして伝わっていくことに幸せとやりがいを感じています。
自分を大切にする「手しごと」の時間
今回の干し野菜に限った話ではなくて、教室を開催していてよく感じるのは
\手しごとにはいろんな効用がある/ということ。
たとえば・・・
満足感や達成感という「心への効果」
添加物を減らせる「身体への効果」など。
それだけではなくて、家族と一緒に楽しむことで、会話のきっかけや「食育」につながることも。
また、旬や地元の食材に触れることで、身近な自然や環境について考える機会にもなります^^
こうして考えてみると、手しごとにはさまざまな効用があるなぁと気が付きますよね。
人を良くすると書いて「食」ですが、昔ながらの手しごとには食の魅力が詰まっていると感じています。

少し話が変わりますが…
コロナ以前は、「薬膳ベースの養生ごはんをしっかり作る」という料理教室を開催していました。
当時作っていたのは「一汁二菜&デザート」。
各回2時間半のレッスンでしたが「お話⇒調理⇒試食⇒片付け」を含めると、毎回あっという間でした。
リピーターさんも多く好評でしたが、いつも気になっていたのは
\それぞれの心身と向き合えているのか/ということ。
たとえば・・・
「教室のレシピでおいしく作れました!」というお声はもちろん嬉しいですが
「身体が冷えていることに気が付いた」
「体調を崩した時に大きな助けになった」
こんなお声を聴くたびに、私が養生ごはんをお伝えする「意味」や「やりがい」を強く感じました。

こうした想いから、コロナ以降に始まったのが現在開催中の「養生ごはんと手しごと教室」。
(昨年から「オンラインクラス」もスタートしました^^)
まず、ゆったりとした空間でご自身の心身に向き合っていただきたい。
そして、ご自宅で繰り返し作るなかで、「気づき」や「お気に入り」に出合えるように。
毎回、そんな気持ちを込めて、汎用性の高いテーマを考えています^^
「手しごと=手間がかかる、面倒そう」そんなイメージをお持ちの方少なくありませんが・・・
\手しごと=自分と向き合う時間/
こう考えると、捉え方がガラリと変わります^^
その季節ならではの手しごとで、心身に向き合うのもいいかもしれません。
↓もしよければ、「養生ごはんと手しごと教室」にもぜひお越しくださいね。次回(2024年11月のテーマは「養生味噌玉づくりと冷え予防」です。)

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