干し芋の簡単アレンジ!炊き込みごはんやお粥、味噌汁にもおすすめ(レシピ付き)
干し芋は、栄養が豊富で自然な甘さで人気の食材ですが、そのまま食べるだけでなく「たまには変わった食べ方を楽しみたい」と思うことはありませんか?
そこで今回は、干し芋を使った簡単でおいしいアレンジ方法を3つご紹介します。特に、炊き込みごはんはおすすめです!
干し芋のアレンジ料理で、新しい魅力を発見してみませんか。
〇この記事を書いた人...…薬膳と郷土料理の研究家 松橋かなこ
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干し芋はヘルシー料理との相性抜群!
自然な甘さと独特の風味がある干し芋。そのまま食べるだけでなく、料理に使うのもよく合います。
自然な甘さを使えば、みりんや砂糖など余分な調味料を加える必要もありません。
また、生のさつま芋とは異なり、そのまま食べることができる状態なので、さっと加熱するだけですぐに食べられるのも嬉しいポイント。
さまざまな料理に活用できますが、ここでは干し芋を使った炊き込みご飯とお粥、味噌汁をご紹介します。
干し芋を手作りすれば「楽しみ」も倍増!
干し芋は市販品だけでなく、自宅で簡単に手作りすることもできます。自家製干し芋は、さつまいもの素朴な甘さをそのまま楽しむことができます。
作り方もシンプルで、さつまいもをじっくり蒸した後、皮を剥いてスライスして干すだけ。私は天日干しで作ることがほとんどですが、オーブンを使って手軽に乾燥させることもできます。
(先日家族でお芋堀りに行ったときの芋を使って。じっくりゆっくり蒸し上げます)
自家製干し芋は、芋の種類や蒸し方、干す時間に応じて、食感や甘さが変わるため、自分好みの味を見つける楽しみもあります。
お芋がたくさん手に入ったときは、アレンジレシピと合わせて、自家製干し芋にも挑戦してみてはいかがでしょうか。
干し芋の炊き込みごはん
ご飯と一緒に炊くことで、干し芋がふっくらとし、干し芋の風味が付いたご飯が楽しめます。
生のさつま芋を炊き込んだ「お芋ごはん」もおいしいですが、お芋から水分が出るので、水加減の調整が難しく、ベチャッとした仕上がりになることも……。
干し芋を使えば、そんな心配は不要!水分の調整なしで、気楽に作れるのも嬉しいポイントです。
今回は「干し芋だけ」でシンプルに炊くレシピを紹介します。素材のおいしさを存分に味わってみてください。
<材料> 作りやすい分量
- 米2合
- 干し芋 100グラム
<作り方>
- 米は事前に研いで、水を切っておく。干し芋は1センチ角に刻む。
- 土鍋(または炊飯器)に米を入れて、その上に干し芋を乗せて、水を加えて普通に炊く。
- 炊きあがったら全体をさっくりと混ぜれば、できあがり。
<ポイント>
- お好みで、仕上げに塩やごまを振ってもおいしいです。
- 炊き込む時に、鶏肉やキノコ類を加えてボリュームアップするのもおすすめ。
干し芋のお粥
干し芋を使ったお粥は、優しい味わいで身体が温まる一品です。干し芋の甘味がお粥に移り、素朴な甘さが楽しめます。
小豆などの豆類を組み合わせるのもよく合います。風邪をひいたときや、体調が優れないときにもおすすめです。
干し芋の味噌汁
干し芋を使った味噌汁は、甘さが味噌の塩気と相まって、奥深い味わいに仕上がります。
生のお芋を使う場合とは異なり、さっと加熱するだけで仕上がるのも魅力的です。
キノコ類を組み合わせたり、豚汁の中に加えたりするなど、いろんなアレンジで楽しめます。
干し芋をおいしく食べて健やかに過ごそう
今回ご紹介した炊き込みご飯、お粥、味噌汁のレシピを参考に、干し芋のアレンジ料理を試してみてくださいね。
きっと、やさしい甘さのある「素朴な味わい」が楽しめるはずです。
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干し芋はそのまま食べるだけでなく、さまざまな料理に活用できる食材です。
旬の食材をおいしく食べて、健やかに過ごせますように。