話題の「紫山芋」の食べ方・レシピ|お好み焼きやかるかん、天ぷらにも

秋から冬にかけて、旬を迎える「山芋」。薬膳では、滋養強壮やエイジングケアにおすすめの食材です。

では、「紫山芋」をご存知でしょうか? 美しい紫色が特徴で、巷ではひそかな話題になっています。

今回は、紫山芋の特徴や効能と共に、簡単に楽しめる食べ方・レシピをご紹介します。紫山芋ではなく、普通の山芋でも作れますので、ぜひ参考にしてみてください。

〇この記事を書いた人...…薬膳と郷土料理の研究家 松橋かなこ

↑ 無料メールマガジン(週1~2回配信)をお届けしています。ご希望の方はこちらからご登録ください。

紫山芋の薬膳的効能と栄養成分

薬膳では山芋は「気を補う」働きがあり、滋養強壮や老化防止に役立つ食材といわれています。

紫山芋の鮮やかな紫色は、ポリフェノールの一種「アントシアニン」によるもの。眼精疲労や視力低下の改善などにも効果が期待されています。

また、山芋に含まれる食物繊維には整腸作用も期待されています。

紫山芋の食べ方・レシピ|とろろやお好み焼き、かるかん、天ぷらに

紫山芋は、普通の山芋と同じように食べることができます。

皮を剥いてすりおろすと、鮮やかな紫色!粘り気が強く、ほんのりと甘味があります。

すりおろした紫山芋に出汁や醤油を加えると「とろろ」として楽しめます。

また、独特の粘り気を活かして「お好み焼き」の生地に使うのもおすすめです。

ここでは、料理にもおやつにもなる「紫山芋のおやき」のレシピをご紹介しますね。

↓我が家では「モチモチでおいしい!」と子どもにも好評!お酒のおつまみにもぴったりです。

<材料> 作りやすい分量

  • 紫山芋……中1本(普通の山芋で作ってもOK。長芋など水分の多い芋を使う場合は、片栗粉などを加えると生地がまとまりやすいです)
  • あおさのり……大さじ1/2~1
  • ごま油……小さじ2~3
  • しょうゆ……少々

<作り方>

1.紫山芋を皮をむいてすりおろす。

2.1にすりおろした紫山芋にあおさのり、しょうゆを加えて混ぜ合わせる。

3.手のひらに適量を取り、丸めて平たく成形する。

4.フライパンにごま油を熱し、3の生地を両面が香ばしく両面焼く。

かるかんやてんぷらに使うのもおすすめ

紫山芋は、独特の食感を活かして鹿児島の郷土菓子「かるかん」に使うこともできます。

かるかんに紫山芋を加えることで、よりモチモチした食感になり、風味も豊かになります。

また、てんぷらにすれば、サクサクした衣の中に紫山芋の甘さが広がり、絶妙な味わいに。どちらもシンプルながら、紫山芋の特徴を活かした一品に仕上がります。

紫山芋で滋養をつけて健やかに過ごそう

巷で話題の「紫山芋」には、気を補う作用があり、免疫力向上やエイジングケアにもおすすめです。

定番のとろろのほか、おやきやてんぷらなどで気軽に食べることができます。

▼ 旬の食材で心身を整えたいという方へ。期間限定で「養生ごはん無料動画講座」をプレゼントしています(体質チェックシートなど3大特典付き)。

1カ月でご登録100名以上!「食事を見直したい」という方は、下の画像をクリックしてぜひお受け取りくださいね。

紫山芋を見つけたら、ぜひ手にとって味わってみてくださいね。旬の食材をおいしく食べて、身体の内側から健やかに過ごせますように。