おつまみにも!余った桜の塩漬けの使い方・レシピ3選
春の訪れを感じさせる桜の塩漬け。桜茶やお祝いごはんに添えたりと特別な日に使うことが多いですが、「使い切れずに余ってしまう」という方も多いのではないでしょうか?
実は、桜の塩漬けは、おつまみや普段のおかずにもアレンジしやすい食材。ほのかな塩気と上品な香りが料理のアクセントになります。
そこで今回は、桜の塩漬けの簡単でおいしい使い方・レシピ3選をご紹介します!お酒のお供にもぴったりなので、ぜひ試してみてくださいね。
〇この記事を書いた人...…薬膳と郷土料理の研究家 松橋かなこ

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「桜の塩漬け」とは|栄養と薬膳的効能

桜の塩漬けは、桜の花びらやつぼみを塩と梅酢で漬けたもの。春の香りを閉じ込めた保存食で、手作りもできますが、市販品も手軽に購入できます。
見た目の華やかさだけでなく、桜の塩漬けには体に嬉しい効果も!
桜の花の代表的な香り成分のひとつに「クマリン」があります。クマリンには、血行促進や抗酸化作用が期待されていて、むくみ予防やエイジングケアなどにも使われています。
また、薬膳では桜などの香りの素材には「気の巡りを良くする」作用があるといわれています。
春は気候の変化や生活のリズムが乱れやすく、ストレスや自律神経の乱れを感じる人も多い季節……。桜の香りで気の巡りを促して、心を落ち着けるのもいいですね。
おつまみにも!桜の塩漬けの使い方・レシピ3選
桜の塩漬けは熱湯を注いで「桜湯」にしたり、ごはんに添えたりするのが一般的な食べ方です。
一方で「購入したものの、使い切れずに余ってしまった」、そんな声もよく聞きます。
そこで、今回は桜の塩漬けの使い方・レシピを3つ紹介します。ちょっとしたアレンジをすれば、おつまみにもぴったりです。
1.桜の塩漬けおにぎり(一口サイズもおすすめ)

桜の花びらを混ぜ込んだ華やかなおにぎりは、お弁当やおつまみにぴったりです。
材料(1~2人分)
- ご飯:1膳分(約150g)
- 桜の塩漬け:2〜3輪
- 白ごま:少々
作り方
- 桜の塩漬けはさっと水にさらして塩抜きをする(1〜2分でOK)。
- 水気を軽く絞り、花びらを細かく刻む。
- ご飯に桜と白ごまを混ぜ合わせる。
- 一口サイズに丸めて完成!
ポイント
桜のほのかな塩気と香りがご飯になじみます。小さく丸めることで、おつまみやパーティーフードにも最適!
2.豆腐に桜の塩漬けをのせる

シンプルな豆腐が桜の塩気と香りで上品な一品に。肌寒い時期は湯豆腐にトッピングするのもおすすめです。
オリーブオイルや黒胡椒をプラスすれば、ワインにも合うおつまみになります。
3. 麺類の具材として使う

そばやパスタなどの麺類に桜の塩漬けをトッピングするだけで、春らしい彩りと香りが楽しめる一皿になります。
ハーブや香味野菜を添えると、香り豊かな一品になります。
桜の塩漬けで春を軽やかに楽しもう
桜の塩漬けは春限定の食材ですが、余ったものをおつまみや料理にアレンジすれば、長く楽しむことができます。
今回ご紹介したレシピはどれも簡単で、お酒のお供や食卓の彩りにぴったり。塩気とほのかな香りが料理を引き立ててくれます。
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ご自宅に眠っている桜の塩漬けがあれば、ぜひ気軽にアレンジして春の香りを味わってみてはいかがでしょうか。
自然の恵みを上手に取り入れて、健やかに過ごせますように。