捨てないで!たけのこの姫皮(薄皮)の食べ方と簡単レシピ|きんぴら・刺身・味噌汁にも
こんにちは、養生ふうどの松橋かなこです。たけのこが旬を迎えていますね。
たけのこを丸ごと茹でると、一番外側の皮をむいた後に出てくる「姫皮(ひめかわ)」。
「これ、どこまで食べていいの?」「どうやって調理するの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、たけのこの姫皮の栄養と共に、おいしくて簡単な食べ方・レシピをご紹介します。
捨ててしまうのは、もったいない!たけのこの姫皮の活用法を知って、春の恵みを存分に楽しみましょう。
〇この記事を書いた人...…薬膳と郷土料理の研究家 松橋かなこ

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たけのこの姫皮とは|どこまで食べられる?栄養は?

たけのこの姫皮とは、たけのこの先端近くにあるやわらかい内側の皮のこと。
外皮を何枚か剥いだ後に現れる、白くてしっとりした部分です。
どこまで食べられる?|小さな毛が付いている部分はよく確認しよう
一般的には、たけのこの皮の内側で、指で簡単に裂けるくらいにやわらかい部分は食べられます。
根元に近い部分は繊維が硬くなるので、口にして違和感があればそこはカットしてください。
小さな毛が付いている部分もあるので、よく確認するようにしましょう。
私自身、昔は「皮=捨てるもの」と思い込んでいました。
地元の農家さんに「姫皮はおいしいから絶対使ってね」と教わってからは、姫皮を食べるのが小さな楽しみになっています。

姫皮にも栄養が詰まっている
姫皮には、たけのこの本体と同様に食物繊維やカリウムなどの栄養が豊富に含まれています。
また、少量ながら「チロシン」というアミノ酸の一種も含まれていて、疲労回復や脳の働きをサポートするともいわれています。
おつまみにも!たけのこの姫皮の食べ方・レシピ3選
姫皮はクセがなくて柔らかく、シャキシャキとした食感も楽しめます。実は、とても使いやすい食材なのです。
ここでは我が家でも定番の簡単な食べ方・レシピを3つご紹介します。
きんぴらや刺身は、あと一品ほしいときや、おつまみにぴったりです。
姫皮のきんぴら

姫皮をきんぴらにすると、食感が楽しい一品になります。醤油の代わりにナンプラーを使うと、東南アジア風の料理になります。
【材料】作りやすい分量
・姫皮…120~130g程度
・ごま油…小さじ1
・醤油(またはナンプラー)、みりん…各小さじ1
・白ごま・輪切り唐辛子・黒コショウなど(お好みで)…少々
【作り方】
- 姫皮を食べやすい大きさの細切りにする。
- フライパンにごま油を熱し、姫皮をさっと炒める。
- 醤油(ナンプラー)とみりんを加え、水分が飛ぶまで炒める。
- お好みで、仕上げに白ごまや唐辛子、黒コショウを加える。
姫皮の味噌汁/スープ

姫皮は、スープや味噌汁などの汁物に使うのもおすすめです。
今回は、姫皮とニラを組み合わせた塩味のスープを作りました。わかめや豆腐を組み合わせたり、味噌や醤油で味付けしたりするのもおいしいです。
姫皮のお刺身風
素材の味をシンプルに味わいたいときは、「お刺身」にするのもおすすめ。
新鮮なたけのこが手に入った時は、ぜひ試してほしい食べ方。ほんのり甘くて、口の中でとろけるような舌ざわりです。
わさび醤油や酢味噌を添えて召し上がってくださいね。
姫皮をおいしく食べて、春の恵みをまるごと楽しもう
たけのこを丸ごとゆでたときにしか味わえない「姫皮」。
栄養もあり、食感も楽しく、何より春の香りがぎゅっと詰まった春限定のごちそうです。
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新鮮なたけのこが手に入ったら、姫皮も丸ごと食べて春の香りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
自然の恵みを上手に取り入れて、健やかに過ごせますように。