【嬉しいご報告】農文協さん雑誌『現代農業』に柿酢の記事を掲載いただきました
今日は、少し嬉しいご報告があります。
6年ほど前から研究してきた「柿酢づくりと活用法」についての記事が、農文協さんの発行する雑誌『現代農業』の11月号に掲載されました!
今回はそこに至るまでのエピソードと共に、ここから学んだことや今後への想いをお伝えします。
〇この記事を書いた人...…薬膳と郷土料理の研究家 松橋かなこ

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〇この記事を書いた人…薬膳と郷土料理の研究家 松橋かなこ
雑誌『現代農業』11月号に掲載いただきました
このたび、農山漁村文化協会さん(通称:農文協さん)が発行している雑誌『現代農業』の11月号に、「柿酢づくりと活用法」に関する記事を3ページにわたって掲載いただきました。
もともと雑誌に掲載されることを目指していたわけではありません。それでも、自分の歩みがこうして全国のみなさまに紹介できたことを、何より嬉しく思っています。
(発酵食や手しごとがお好きな方は、ぜひ書店でチェックしてみてくださいね!)

柿酢づくりとの出合い
私が初めて柿酢を仕込んだのは2019年のこと。自然暮らしや自然食に詳しい知人から教わったのがきっかけでした。
それまでにも発酵食は色々と手づくりしてきましたが、柿を発酵させて本当にお酢ができるのだろうかと、最初は半信半疑……。
そこから、仕込んで数日後にはプクプクと泡が立ち、1ヵ月ほど待ったころには、やさしい酸味と香りの柿酢ができあがりました。
その瞬間の感動といったら(!)。それ以来、すっかり柿酢づくりの魅力にとりつかれてしまったんです。
▼stand FM『養生ごはんラジオ(音声配信)』の中でも、今回の雑誌掲載で感じたことを語っています。よければ、画像をクリックして音声をお聴きくださいね(約7分の音声です)。

手を動かすことで得られる“気づき”
その後、柿酢づくりの面白さを感じた私は、農文協さんの発酵や手しごとに関する本を参考に、毎年少しずつ試行錯誤を重ねてきました。
農文協さんは、昔ながらの知恵や手づくりの知恵を大切に伝え続けている出版社。こうした分野では、バイブルのような本をたくさん出版されています。
そんな出版社さんの誌面で、自分自身の取り組みを紹介していただけたこと――。
驚きとともに、これまでの積み重ねが少しずつ形になっていたと気づかせてくれました。

本当に大切なものは“手の中”にある
最近は、料理の世界もレシピや情報があふれていますよね。
けれど本当に大切なことは、“情報の中”ではなく、“手の中”にあると私は感じています。
素材を見て、香りを感じて、手で触れて、味を確かめる。
そんなふうに五感を通して向き合うことで、思いがけない発見や感動が生まれます。
これは料理に限らず、何かをつくること全般に通じること。
焦らず、比べず、自分の感覚とペースを信じて続けていく――。その時間の中にこそ、本当の力が宿るように感じます。
日々のゆっくりとした歩みを大切にしたい
冒頭にも書いたとおり、私自身は雑誌掲載を目標にして柿酢づくりを続けてきたわけではありません。
しかしながら、今回の掲載を通していろんなことを感じました。
そのひとつは、どんなことも「一気に」ではなく、「少しずつ」形になっていくということ。
ゆっくりでも丁寧に積み重ねていけば、ある日ふと、「あのときの努力がつながっていたんだ」と思える瞬間がやってきます。
これからも、そんな歩みを大切にしながら、手のぬくもりを感じる食と暮らしを伝えていけたらと思います。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
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