【活動レポ】今年も岐阜・大垣で「薬膳味噌玉づくり講座」を開催|料理で“想い”を届ける

2025年10月23日(木)、岐阜県大垣市の中日文化センターさんで「五感でつくる薬膳味噌玉づくり講座」の講師を担当しました。

昨年に続いての開催で、ありがたいことに今年も早々に満席(!)。

あたたかな参加者の皆さんと一緒に、薬膳味噌玉づくり。心と体を整える和やかな時間になりました。

今回は、講座の様子と、そこから感じた“気づき”について少し綴ってみたいと思います。

〇この記事を書いた人...…薬膳と郷土料理の研究家 松橋かなこ

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「薬膳味噌玉づくり講座」今年も早々に満席に

昨年に引き続き、今年も大垣・中日文化センターさんで「五感でつくる薬膳味噌玉づくり講座」を開催しました。

ありがたいことに今回も早くから満席となり、体にやさしい食事や発酵食に関心のある方を中心に、たくさんの方がご参加くださいました。

講座の始まりに、参加のきっかけを伺うと、こんなお声がありました。

「高齢のひとり暮らしで、料理が億劫になることもあるけれど、味噌汁を手軽に飲めたらと思って」

「昨年楽しかったので、今年も参加しました」

「昨年から気になっていて、ようやく参加できました」

県外での出張講座は毎回ドキドキしますが、“楽しみにして来てくださった方が目の前にいる”と思うと、自然と力が湧いてきます。

味噌玉とは? 手軽でおいしい“味噌汁の素”

味噌玉とは、味噌に出汁や具材を混ぜて丸めた“味噌汁の素”のようなもの。お湯を注ぐだけで、手づくりの味噌汁が簡単にできる便利な保存食です。

薬膳味噌玉では、黒ごまやクコの実など、体調や好みに合わせて薬膳食材をトッピングして仕上げます。

見た目もかわいらしく、作っている時間そのものが癒しになるのも魅力です。

10年続く薬膳味噌玉ワークショップの原点

この薬膳味噌玉づくりを最初に考案したのは、今から約10年前。

「普段あまり料理をしない人にも、薬膳をもっと身近に感じてもらいたい」という想いから、試作を重ねて生まれたワークショップでした。

最初は夜のアートスペースでの開催からスタートし、音楽ライブやカフェでも開催。

昨年は名古屋市文化振興事業団さんの「お茶会イベント」、今年は地元の銀行さんなど、さまざまな場所からお声がけいただくように。

こうして形を変えながらも続けてこられたのは、“食を通して人とつながる喜びや楽しさ”があったからこそと思います。

全国のさまざまな場所で開催できること、とても嬉しく感じています!


stand FM『養生ごはんラジオ(音声配信)』の中でも、今回の講座での気づきを語っています。画像をクリックして音声をお聴きくださいね(約9分の音声です)。


手作りの薬膳味噌玉が伝えてくれる、言葉にならない想い

今回の講座を通して改めて感じたのは、味噌玉のような手づくりの食べものは、心身を整えるだけでなく、“人との関係もあたためてくれる”ということ。

これまでにも、「離れて暮らす家族に味噌玉を贈ったら喜んでくれた」「受験を控えた子どもに“がんばってね”の代わりに渡した」というエピソードをたくさんいただいてきました。

言葉でうまく伝えられない気持ちを、料理で届ける――。

そんな優しいコミュニケーションの形があるのだと、あらためて感じます。

自分も大切な人も元気になる“薬膳味噌玉”

今回の講座では、参加された方の笑顔や言葉から、“料理には想いをつなぐ力がある”ということを再確認しました。

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忙しい毎日のなかで、誰かのために、あるいは自分のために、小さな味噌玉を通して、心も体もほっと整う時間を持っていただけたら嬉しいです。

来年もまた、(もし機会があれば)このあたたかな時間を皆さんと共有できることを楽しみにしています。