春の野草・スイバを食べる。効能と海外での使い方、簡単料理を紹介

春から初夏にかけて、道ばたや空き地で見かける「スイバ」。

一見すると雑草のようですが、実は古くから食用や薬草として親しまれてきた野草です。

ヨーロッパでは「ソレル」「オゼイユ」と呼ばれ、スープやサラダに使われる身近な存在でもあります。

日本ではあまり食卓にのぼりませんが、下処理をすればおいしく食べることができます。

この記事では、野草好きな私が、スイバの栄養や効能、海外での使い方、下処理や簡単な食べ方をお伝えします。

〇この記事を書いた人...…薬膳と郷土料理の研究家 松橋かなこ

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スイバは食べられる?どんな味?

スイバは、若葉ややわらかい茎を食べることができます。

特徴は、きゅっとした酸味。この酸味は、シュウ酸やビタミンCなどによるものです。

レモンにも似たさっぱりした風味があり、春〜初夏の料理に爽やかな風味を添えてくれます。

ギシギシとの違い

スイバは、同じタデ科の植物・ギシギシとよく似ています

両者の違いとしては、スイバは歯の先が矢じり型になっているのが特徴です。

スイバを採取するときは、よく観察するようにしましょう。最初は、確実にわかるものだけを採るのがおすすめです。

海外ではよく食べられている?

スイバはヨーロッパでは一般的なハーブです。「ソレル」「オゼイユ」と呼ばれ、ハーブや野菜としてよく育てられています。

ソレルは、サラダやサンドイッチに使われるほか、スープや魚料理のソースなどにも利用されています。

実は私自身、20代の頃にバックパッカーとして世界35ヵ国以上を旅した経験があります。

たとえば、ハンガリーなどの東欧では、ソレルはスープや煮込み料理などに使われる定番野菜のひとつ。

当時はあまり意識していませんでしたが、あらためて振り返ると、旅先のさまざまな料理の中で、この酸味を味わっていたのだと思います。


「春は体が重たい」「野草などの苦味で元気に過ごしたい」という方は、こちらの音声配もぜひお聴きください(おすすめ/約6分)。



スイバの栄養と効能

スイバには、ビタミンCやカリウム、鉄分などが含まれています。

また、利尿作用や消化を助ける働きも知られていて、体の内側にこもった余分なものを外に出すサポートにもつながります。

薬膳的な視点から

春から初夏にかけては、「巡りが滞りやすい」「余分なものが溜まりやすい」季節。スイバはそんな時期にもぴったりの野草です。

食べ過ぎには気をつけながら、料理に上手に使いたいですね。

シュウ酸と下処理について

スイバにはシュウ酸が含まれています食べるときは少しだけ注意が必要です。

食べすぎない
・熱湯でさっと茹でた後、水にさらす

こうすることで、シュウ酸はある程度減らせます。

我が家では、下処理をしたスイバを少量ずつ楽しんでいます。

スイバのおいしい食べ方(簡単野草料理)

フランスでは、スイバはスープ料理によく使われています。ここでは、日本でも簡単に作れるスイバのスープを2つ紹介します。

もずくとスイバのスープ

出汁に、もずくと下処理をして刻んだスイバを入れてさっと加熱します。塩や醤油などでシンプルに味付けしたもの。

スイバの酸味はもずくとの相性もよく、さっぱりと食べられる一品です。

トマトとスイバのスープ

スイバの独特の酸味は、トマトにもよく合います。トマトや玉ねぎ、キノコ類、豆類などを煮込んだ後、下処理をして刻んだスイバを加えてひと煮たち。

塩やお好みのハーブを加えて味をととのえます。夏向けのさわやかなスープです。

身近な野草をおいしく食べて、心身を整えよう

スイバなどの身近な野草を食べることは、心と身体をやさしく整えることにもつながります。

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無理なく、楽しめる範囲で、自然の恵みを取り入れていきたいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!