ドクダミは食べられる?根・葉の食べ方や効果、生で食べるレシピまで紹介
「ドクダミ」と聞くと、まず思い浮かぶのは「ドクダミ茶」ではないでしょうか。
独特の香りがあり、昔から健康茶として親しまれてきた一方で、「食べる」というイメージを持つ人は、日本ではまだ少ないかもしれません。
ですが実は、ドクダミは葉も根も食べることができる植物です。国によっては野菜のように食卓に並び、日本でも天ぷらやきんぴら、生のペーストなど、さまざまな楽しみ方があります。
私自身、庭に生えているドクダミを、季節の恵みとして味わうこともあります。
この記事では、ドクダミを食べる国の話から、根や葉の食べ方、生で食べる方法、気になる効果、簡単なレシピまで紹介します。
〇この記事を書いた人...…養生ごはん研究家(薬膳とおばあちゃんの知恵) 松橋かなこ

↑この記事でも触れた食養生や薬膳などの「食の知恵」は【7日間の養生ごはん動画講座】でも詳しくお話しています(現在、無料プレゼント中です)。
ドクダミは葉も根も食べられる?

結論からいうと、ドクダミは食べられます。
葉だけでなく、地下に伸びる白い根(地下茎)も食用になります。
ただ、日本では「庭に生える雑草」「増えすぎて困る植物」という印象も強く、食べる文化はあまり広がっていません。
一方で、独特の香りを活かしながら、料理に取り入れている国もあります。
香りには少しクセがあるため、好き嫌いは分かれそうです。パクチーやセリ、山菜など香りのある野草が好きな人には、案外好まれる味かもしれません。
ドクダミを食べる国。ベトナムでは身近な野菜だった

私が初めて「ドクダミを食べる」という体験をしたのは、大学時代でした。
当時、ベトナムのまちづくりについて研究していて、現地で食事をする機会が多くありました。
そのとき、ベトナムの現地の料理にドクダミが添えられていたのです。
日本ではお茶のイメージが強かったので、「え、ドクダミ」と最初は驚いたのを覚えています。でも、これが意外とおいしい!
「フォー」などの麺料理や揚げ春巻きなどと一緒に食べることも多く、日本でいう大葉やミントのような感覚に近いかもしれません。

ちなみに、ベトナムのドクダミは日本のものとは少し種類が違います。
とは言っても、ドクダミはドクダミ。香りには個性があるので、好き嫌いは分かれそうです。
けれど、「雑草」だと思っていた植物が、別の国では普通に食卓に並んでいる。そんな価値観の違いが、私にとって大きな発見でした。
(ベトナム以外にも、中国や韓国などでは、薬草や山菜に近い感覚で利用されることがあります)
ドクダミにはどんな効果がある?

ドクダミには、昔から「十薬(じゅうやく)」という呼び名があります。
ドクダミには利尿作用や解毒作用があるといわれ、便秘予防や吹き出物などの皮膚疾患などに広く使われてきました。
お茶として飲まれることも多く、ドクダミ茶は代表的な“健康茶”のひとつです。
ただし、ドクダミは体を冷やす作用があるといわれていて、体質や季節によっては注意が必要です。
また、ドクダミに含まれる成分について研究もされていますが、「これを食べれば○○が治る」というようなものではありません。
野草を楽しみながら「自然に触れる」「季節を感じる」といった視点で取り入れるのが、個人的には良さそうだと感じています。
ドクダミのおすすめの食べ方・レシピ
実際に、ドクダミはどう食べるのでしょうか。ここでは、私が実際に取り入れている食べ方を中心に紹介します。
初めて食べるときは、少量から試してみてくださいね。
ドクダミの天ぷら
はじめてなら、ドクダミの天ぷらが食べやすいです。葉を洗って水気をふき取った後、薄く衣をつけて揚げるだけ。
加熱することで香りがやわらぎ、ほろ苦さも楽しめます。春から初夏にかけての若葉で作ると、やわらかく食べやすいです。
ドクダミの根のきんぴら

下処理に少し手間はかかりますが、ドクダミの根もアジア圏ではよく食べられています(細いひげ根や筋張った部分は取り除いてから調理します)。
掘り起こした根をよく洗い、食べやすい長さに切って、ごま油で炒めます。醤油やみりん、スパイスなど、少し濃いめの味付けにすると食べやすいです。
葉を刻んでカレーや餃子に混ぜる

葉を細かく刻み、カレーや餃子の具に混ぜるのもおすすめです。
少量であれば、香りがアクセントになり、料理の風味づけにもなります。特に、カレーに使うのは、我が家では家族にも好評!
最初は少しずつ混ぜて、様子を見ながら量を調整してください。
ドクダミを生で食べる方法|ジェノベーゼ風ペーストや青汁に

ドクダミを生で食べるなら、“ジェノベーゼ”のようなペースト状にする方法がおすすめです。
ドクダミの葉に、オリーブオイルやナッツ、塩などと合わせて、すり鉢やフードプロセッサーなどでなめらかになるまで粉砕します。
香りはかなり個性的ですが、パクチーのような食材が好きな人なら、意外と「おいしい」と感じる味だと思います。
あるいは、ドクダミに水を加えて粉砕して「青汁」を作る方法もあります。お好みで、レモン汁やはちみつを加えると飲みやすくなります。
どちらの食べ方も、好き嫌いはかなり分かれそうな印象です。最初からたくさん作るより、まずは少量で試すのがおすすめです。
食べるだけじゃない。ドクダミはスキンケアにも活用できる

ドクダミは料理だけでなく、化粧水や虫刺されのかゆみ止めななどのセルフケアにも活用できます。
我が家では毎年、花や葉をアルコールに付け込んでドクダミチンキ(エキス)を作ったり、葉をつぶしてスキンケア用のペーストにしたりして楽しんでいます。
ただし、自然のものなので、体質や体調によっては合わない場合もあります。最初に使うときは、少量から試してみるのをおすすめします。
自然の恵みを上手に活用して健やかに過ごそう
庭では増えすぎて困る植物として扱われることも多いドクダミ。
けれど、見方を変えると、昔から人の暮らしを助けてきた頼もしい植物でもあります。
▼ 薬膳や食養生などの「食の知恵」をもっと知りたいという方へ。現在、「7日間養生ごはん動画講座」を無料プレゼントしています(体質チェックシートなど3大特典付き)。
公開初月で100名以上がご登録!「食事を見直したい」という方は、下の画像をクリックしてぜひお受け取りくださいね。

「雑草だから」と遠ざけるのではなく、季節の恵みとして少し試してみると、新しい楽しみ方が見えてくるかもしれません。
自然の恵みを上手に取り入れて、毎日を健やかに過ごしていきたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

