薬膳と郷土料理で心身を整えて、心のヨリドコロをつくりたい

愛情のこもったその土地ならではの料理を食べると、ホッとして何だか元気になるーー

そんな経験はありませんか。

私が養生ふうどの活動をスタートした原点には、自身のこんな体験があります。私はもともと病弱なタイプでしたが、食べることと料理をつくることは幼少期から大好きでした。

それに加えて、旅行が好きな両親のもとで育ったため、子どもの頃から郷土料理や地域固有の食文化に関心を持ち、こうした食事は心も体も元気にしてくれると感じていました。

薬膳や郷土料理は、自然や歴史のなかで長い時間をかけて育まれたもの。

そこには、先人の知恵が凝縮されていて、人々のやさしさや愛情が詰まっています。

食や健康に関する情報にあふれている現代ですが、心と身体の不調は減るどころか、増えているように感じています。

大切なのは、たくさんの情報を知っていることではなくて、「自分に合う食べ方を知っている」ということ。

「何を食べたらいいのかわからない」「情報が多くて疲れてきた」ということはありませんか?

私は薬膳を勉強して、昔ながらの郷土料理や食文化のなかに薬膳につながる素晴らしい魅力がたくさんあることを知りました。

その魅力をたくさんの人と分かち合いたいと思い、「薬膳と郷土料理の研究家」として活動しています。

食のセルフケアで「自分らしさ」を取り戻しませんか

暦暮らし教室

2014年に養生ふうどを立ち上げてから、これまで料理教室やイベントなどを数多く開催してきました。ヨガや助産師さん、ガーデンカフェ、赤ちゃんカフェとのコラボなども行ってきました。

教室には繰り返し参加する「リピーターさん」も多く、「食事を変えると身体だけでなく心の状態も変わっていく」ことを強く実感しました。

そのなかには、かつて描いていたご自身の理想や夢を実現している人も多くいます。

理想とする姿は「毎日笑顔で過ごしたい」「元気に出産・子育てしたい」「仕事とプライベートを上手に両立させたい」など人それぞれ。

ですが、そのベースにあるのは日々の食事だと私は思っています。

食を通して「心のヨリドコロ」をつくりたい

まず大切にしているのは、自分自身が「心も身体も元気になる」ということ。

「身体は食べたものでできている」という言葉がありますが、自分に合った食べ物を食べていると自然と心身が整ってきます。

そして、自分から家族へ。さらに、地域や地球にもやさしい暮らしや生き方ができたら理想的ですよね。

食事を見つめることは、生き方を見つめることーー食事への意識が変わると、暮らし方や生き方への意識も変わっていきます。

養生ごはんは難しいものではなくて、シンプルで楽しいものです。いつから始めても遅いことはありません。

実際に手を動かし、お互いに語り合いながら、食を通した「心のヨリドコロ」をみんなで作っていきたいと思っています。

​自分も家族も地球も元気になるためにーー。食のセルフケアを、一緒に始めませんか。

主宰者プロフィール

これまでの実績はこちら

養生ふうどの活動は、2023年に活動10年目を迎えました。これまでの活動や想いについてはこちらをご覧ください。

養生ふうど、活動10年目に入りました

養生ふうどの活動は、今月から10年目に入りました。食の大切さに共感し、活動を応援してくださっている皆さま、いつもありがとうございます。 少し前から「はじめまして」…