巷で話題の「エシカル農産物」とは?|PRのご支援をさせていただきました

「エシカル」という言葉を最近よく聞くようになりました。エシカルとは直訳すると「倫理的な」という意味で、人や環境、社会を思いやる考え方や行動のことです。

こうした状況のなか、巷で話題になっているのが「エシカル農産物」。人や環境、社会に配慮して生産された農産物のことです。では、エシカル農産物って、具体的にどんなものなのでしょう?

●この記事を書いた人……薬膳と郷土料理の研究家 松橋かなこ

「エシカル農産物」ってどんなもの?

今回ご縁あって実際に農産物をいただく機会に恵まれました。

箱を開けると、色とりどりの野菜がぎっしり。アスパラガス(写真右下)は通常のアスパラの2倍位の長さ!

紫色のケールや、3色のにんじんなどもあり、個性的な野菜ばかりです。生産者さんの似顔絵が描かれた紙も同封されていて、眺めているだけでも元気になれそうです。

「エシカル農産物×蒸し野菜」でシンプルにいただきます

「おいしい野菜はそのままシンプルに食べたい」ということで、今回はせいろを使って「蒸し野菜」に。

蒸し野菜を作るときのポイントは大きく2つ。ひとつめは「火の通りやすさを考えて時間差で野菜を蒸す」こと。

たとえば、にんじんなどの根菜は最初からじっくり蒸すのに対して、ケールやアスパラなどの葉物は途中で加えて食感が残るようにさっと加熱します。

2つめのポイントは、蒸し野菜の「お供」を数種類用意しておくこと。

今回は、塩とレモン、味噌だれを用意しました。蒸し野菜はそのままでもおいしいですが、こうしたお供があると味のアクセントになって、最後まで飽きずに食べられます。

芋類や肉まんなども一緒に蒸せば、これだけで立派な食事に。材料を用意して火にかけるだけなので、忙しい朝などにぴったりです。

余った野菜は、お弁当のスキマに入れるのもおすすめ。三色にんじんは「彩りが足りないなぁ」というときにも役立ちます。

自分や家族の健康だけでなく、環境や社会にもよいものを

今回私がいただいたのは、徳島のエシカル農産物。野菜ソムリエプロが厳選した旬の野菜が届きました。

私たちは「食べること」を通して、毎日さまざまな選択をしています。

「自分や家族の身体にやさしいものを」というのはもちろんですが、自然な流れのなかで「環境や社会にもやさしいものを」という気持ちが持てたら素晴らしいですよね。

今回のエシカル農産物は、そんな気持ちに応えてくれる野菜だなと感じました。こうした動きが広がっていくと、キッチンからいろんなことが変化していきそうです。機会があれば、ぜひ試してみてくださいね。


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