5/15&5/22開催レポ「カレー麹と気巡りアップ」|スパイスで心身が巡る心地よい時間

2023年7月からスタートした「養生ごはんと手しごと教室」「身体にやさしい食事を作りたい」「薬膳や食養生について気軽に学んでみたい」という女性にご好評いただいています。

2024年5月15日(水)&22日(水)のテーマは「カレー麹づくりと気巡りアップ」。スパイスの魅力をお伝えした後、スパイスをブレンドして自分の好みに合ったカレー麹を作りました!

↓大正時代創建の古民家から、新緑を眺めながらの心地よい時間。約10年前からこちらの場所でレッスンを開催していて、季節を肌で感じられるのが大きな魅力です。

レッスンでは「カレー麹って初めて聞きました」というお声がとても多くてびっくり!

それもそのはず。実は・・・

「スパイスを麹に入れたらどうなるかなぁ」と試作してみたところ、いい香りと味わいに。これはみなさんにもお伝えしたい!と思い立ち、企画したのが今回のレッスン。

↓レッスンでは、カレー麹や旬の食材・薬草を使った試食もご用意しました。カレー麹はカレーだけでなく、いろいろな料理に使える万能調味料!

教室でも少しお話しましたが…

私がスパイスに興味を持ったのはまだ大学生だった19歳の頃。

東京・神保町のインドカレー屋さんで約3年間アルバイトをしていた時に、スパイスの底力に気づいてしまったのです^^

たとえば・・・

インドのミルクティー“チャイ”にカルダモンを入れると身体が巡る。そんなことを意識するようになったのも、このアルバイトがきっかけでした。

その後、2回のインド旅を経て、薬膳を勉強し始めたときに「スパイスと薬膳はつながっている」と強く実感するように。

それは単に、「カレーなどに使われるスパイスの中には薬膳や漢方薬に使われるものも多い」という意味ではありません(具体的にはフェンネルやターメリックなど)。

インドでは「お母さんは家族の“お医者さん”」と考えられています。

これは、家族のその日の体調に合わせて食材やスパイスを選んで料理を作る、ということ。

たとえば、ストレスで巡りが悪いときには「ターメリック」を取り入れるというのもインドで学んだ食習慣です(写真は、南インドの薬草園での様子)。

スパイスには医食同源の考え方があってそれが薬膳と深く共通していると感じています。

これから梅雨、夏になると体力を消耗しがちな時期が続きます。「食欲が出ない」「消化力が落ちる」という声もよく聞きます。

「暑くなるとカレーが食べたくなる」という声もよく聞きますが、これはもしかすると身体の奥底からの声かもしれません。

スパイスの力を上手に活用して、蒸し暑い時期も健やかに過ごせますように。ご参加のみなさま、ありがとうございました!


*次回(2024年7月)の養生ごはんと手しごと教室のテーマは「ジンジャーシロップと夏冷え予防」です。最新のレッスン情報については、「養生ごはん教室」のページをご覧ください。

*オンラインクラスも好評開催中です!詳しくはこちらからご覧ください。


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