田作りは“ごまめ”を煮干しで代用できる?おせちを手軽に楽しむ工夫
お正月に欠かせないおせち料理のひとつ「田作り」。一般的に、田作りは「ごまめ」で作ることが多いです。
なのですが、年末に食材を探していたところ、スーパーでみるからに新鮮でおいしそうな煮干しを見つけました。
「煮干しって、田作りに使えないのかな?」
そう思って、食材の違いを調べながら作ってみたら、想像以上においしく仕上がったのが、この記事を書いたきっかけです。
そこで今回は、「田作りは煮干しで代用できるのか」とともに、煮干しとごまめの違い、実際に作ってみた印象についてお伝えします。
王道のレシピもいいけれど、おせち料理を気軽に楽しむヒントになればうれしいです。
〇この記事を書いた人...…薬膳と郷土料理の研究家 松橋かなこ

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田作りは煮干しで代用できる?結論から解説

結論から言うと、田作りは煮干しで代用できます。ただし、いくつか注意点があります。
ごまめは、もともと「カタクチイワシの稚魚を乾燥させたもの」です。
煮干しも同じくカタクチイワシが原料ですが、
- サイズが大きい場合がある
- 内臓が残っていることが多い
といった違いがあります。
そのため、「そのまま同じように作る」というよりも、煮干しの状態によっては「少し工夫するとおいしく仕上がる」というのが私の所感です。
▼今回の「おせち料理」については、こちらの音声でも詳しくお話しています(おすすめ/約5分)。

煮干しとごまめの違い
ここで、煮干しとごまめの違いを整理してみましょう。

原料は同じでも目的が違う
- ごまめ(田作り)
→ 食べるための乾物。小さく、苦味が少ない。 - 煮干し
→ 出汁用のものも多い。サイズが大きいものも多く、苦味が出やすい。
味と食感の違い
煮干しは内臓由来の苦味が出やすいです。田作りに使う場合は、
- 頭やはらわたを取る
- 甘辛だれに酸味やナッツを加える
といった工夫がおすすめです。
「煮干しとごまめは別物」と考えるよりも、用途に合わせて使い方を変えるようにするのがおすすめです。
今年の田作りは「煮干し+くるみ+黒酢」で

ちなみに…2026年の我が家の田作りは、煮干しを使い、くるみを組み合わせ、仕上げに黒酢と陳皮(みかんの皮を干したもの)を少し加えるアレンジにしました。
この組み合わせにした理由
- 煮干しの苦味 → くるみのコクで和らぐ
- 甘辛だれ → 黒酢を少し入れて後味を軽く
- 「おせち」以外のシーンでも活用したい
結果的に、ごはんにも合うし、おつまみにもなる田作りが完成!実際に作ってみて良かったな、と感じています。
王道のおせちもいいけれど、気楽に楽しむのもまた良し
おせち料理というと、「こう作らなきゃ」「意味を守らなきゃ」と、少し身構えてしまうこともありますよね。
でも本来、おせち料理は一年の始まりを気持ちよく迎えるためのもの。
今の自分や家族がおいしく食べられる形にアレンジしても良いのでは、と私は思っています。
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きっちり作るおせちも素敵だけれど、肩の力を抜いて、自分なりに楽しむおせちもまた良し。
「こうでなきゃ」より「これなら作りたい」を大切にして、気楽に楽しむヒントになれば嬉しいです。
