ホタルイカの栄養と薬膳的効能|簡単おいしい食べ方も紹介
春になると店先に並びはじめるホタルイカ。季節の移ろいを感じさせてくれる食材のひとつですね。
小さな体に濃厚な旨みが詰まっていて、栄養価も高く、薬膳では春の身体をやさしく整えてくれる滋養食材です。
そこで今回は、ホタルイカの旬や種類、栄養と薬膳的効能とともに、日常に取り入れやすい簡単な食べ方についてもご紹介します。
日々の食卓にホタルイカを取り入れて、季節の味わいをぜひ楽しんでみてください。
〇この記事を書いた人...…薬膳と郷土料理の研究家 松橋かなこ

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ホタルイカの旬と種類(生・ボイル・沖漬けなど)

ホタルイカの旬は、一般的に3月から5月頃。身がふっくらとして、濃厚な旨味を味わえます。
主菜産地は、兵庫県や富山県で、市場にはさまざまな形で流通しています。
ホタルイカの種類としては、刺身で食べられる生のホタルイカや手軽に使えるボイルしたもののほか、醤油ベースの沖漬け、さらに干したものなどがあります。
スーパーなどでよく見かけるのはボイルしたもので、家庭で扱いやすいのも嬉しいポイント。
通常のイカに比べると、下処理が断然ラク! 軽く味付けするだけで春らしい一品になります。
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ホタルイカの栄養と薬膳的効能

ホタルイカは、タウリンやビタミンB12、鉄分、亜鉛、DHA・EPA、ビタミンAなどを豊富に含み、疲労回復や貧血予防、肝機能のサポートなどに役立つ栄養がバランスよく含まれています。
特にタウリンは、春先のだるさや疲れを感じやすい時期にうれしい成分です。
また、薬膳ではイカは「血を補い、体を潤し、肝を養う」食材とされています。
月経過多などの女性によく起こりがちな不調のケアにもぴったりの食材で、目の疲れのケアにも役立つと考えられています。
春は環境の変化や気温差で体調を崩しやすい時期に出回る、ホタルイカ。まさしく、自然の恵みだなと感じます。
ホタルイカは身体に悪い?食べ過ぎには気をつけよう
栄養豊富なホタルイカですが、塩分やプリン体なども多い食材なので、食べ過ぎには注意が必要です。
また、ビタミンAが豊富なので、食べ過ぎると過剰摂取につながる場合もあります。妊娠中の女性は、食べ過ぎにはくれぐれも気を付けてくださいね。
ホタルイカのの簡単な食べ方・レシピ
ホタルイカは、シンプルにそのまま味わうだけでも十分においしいです。酢味噌や生姜醤油、ポン酢を添えるのもよく合います。
ここでは、そのまま食べる以外に、私のおすすめの簡単な食べ方を2つ紹介しますね。
和え物やマリネに(菜の花や新玉ねぎなど旬の食材と)

春の食養生としておすすめなのが、旬の食材と組み合わせる食べ方です。
ほろ苦い菜の花と合わせてからし酢味噌で和えたり、みずみずしい新玉ねぎとマリネにしたりするのもおいしいです。
薬膳的にも、菜の花は気の巡りを助け、新玉ねぎは血流を促す働きがあり、季節の変わり目の体調管理にぴったりの組み合わせです。
炊き込みごはんやパスタにもよく合う

ホタルイカを炊き込みごはんに加えると、独特の旨みがごはん全体に広がり、滋味深い味わいになります。生姜を効かせると、体を温めながら消化も助けてくれる一品になります。
パスタに使う場合は、にんにくとオリーブオイルで軽く炒め、春キャベツなどと合わせると、コクがありながら軽やかな一皿に仕上がります。
ホタルイカをおいしく食べて、春も健やかに過ごそう
ホタルイカは、おいしいだけでなく滋養たっぷりの季節の恵みです。春先の不調のケアにもおすすめ旬の食材です。
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食べ過ぎに気をつけながら、ホタルイカなどの季節の味わいを楽しんでみてくださいね。
小さな一皿が、日々の体調を静かに整えてくれますように。
