手軽に玄米食のすすめ「リブレフラワー」|ごはんの炊き方や食べ方・レシピ
玄米の健康効果があちこちでいわれています。その一方で「玄米を炊くのは面倒」「子どもや家族が食べてくれない」といった声もよく聞きます。
我が家では、子どもも玄米が好きでよく食べてくれるのですが「(消化を良くするために)発芽玄米にしてから食べよう」と思うと、炊く前の準備になかなか時間がかかります。
もっと手軽に、玄米食を取り入れたいーー。そう考えていたところで、特殊な製法で作られた玄米粉「リブレフラワー」の存在を知り、使いやすさが気に入って、いつしか自宅に常備するようになりました。
そこで今回は、リブレフラワーはどんなものか?とともに、リブレフラワーの使い方・レシピを紹介します。「玄米食を手軽に始めてみたい」を思っている方のご参考になれば幸いです!
●この記事を書いた人……薬膳と郷土料理の研究家 松橋かなこ
リブレフラワーってなあに?
玄米は精米されていないお米のことで、ぬかや胚芽などが残っています。ビタミンB群やマグネシウム、食物繊維が豊富に含まれています。
リブレフラワーは、株式会社シガリオ(長野県安曇野市)独自の特殊製法により、玄米を高熱焙煎・微粉末化したもの。
焙煎してあるのでそのまま食べることができ、粉末状になっているので消化しやすい!「調理の手間がかかる」「消化しづらい」などの玄米の欠点を解消した商品です。
一般的に、通常の玄米の場合「100回噛んで食べた」としても消化吸収率は約3割とされています。それに対して、リブレフラワーはあまり噛まずに飲みこんだとしても9割以上も消化吸収されるのだとか。
どれだけ良いものであっても、消化吸収されなければあまり意味がない。。。その意味では、リブレフラワーはとても頼もしい存在ですよね。
ちなみに、リブレフラワーには数種類あって、我が家では「ブラウン(深煎り焙煎タイプ)」が香ばしくて気に入っています。ほかには「ホワイト(浅煎り焙煎タイプ)」や「カルシウムミックスタイプ」もあります。
リブレフラワーの口コミ
実はこのリブレフラワーに出合う前にも、玄米粉は何種類か試したことがありました。開封直後は良好な状態ですが、時間が経つうちに風味が変わっていくような気がしていました。
メーカーの情報によれば、リブレフラワーは特殊な製法で作ることで、酸化や栄養の破壊を極力抑えているのだとか。
また、商品サイトの口コミでは「何年も続けて使っている」「お湯などに溶かしておいしく飲んでいる」といった声も多く、私自身は初回も安心して購入できました。
リブレフラワーの使い方・レシピ
リブレフラワーは、米粉にブレンドしたり、小麦粉の代わりに使ったりとアイデア次第でさまざまな料理・おやつに活用できます。
ここでは、私がよく実践しているリブレフラワーの簡単な使い方・レシピを紹介します。
ごはんの炊き方|リブレフラワーを少量加えて玄米ごはん風に
リブレフラワーの定番の使い方のひとつが「ごはんを炊くときに少量加える」というものです。
お米1合に対して「リブレフラワー大さじ1/2~1」と同量の水を加えて、普通に炊きます。
いつものごはんが、香ばしく炊きあがります。やや茶色になるので、見た目は玄米ごはんによく似ています。
お好み焼きやおやきに|離乳食・幼児食にも
リブレフラワーは、お好み焼きやおやきなどの生地に加えるのもよく合います。我が家では、米粉の1~2割をリブレフラワーにしています。
通常の玄米とは違って、食べやすくて消化吸収しやすいので、離乳食後期~幼児食の子どもにもおすすめです。
蒸しパンやお菓子づくりに
リブレフラワーは蒸しパンや焼き菓子などお菓子づくりにも活用できます。私は、きなこを使うような感覚で生地に混ぜています。
手づくりおやつの栄養と風味が手軽にアップします♪
ドリンクや玄米クリームに|玄米コーヒーに加えるのもおいしい
「リブレフラワーを毎日継続して摂取したい」というときは、お湯で溶いて飲むのもおすすめです。ほんのりとした甘さと香ばしさがあって、どこか落ち着くおいしさです。お湯の量を減らして練ると「玄米クリーム」にもなります。
このほか、私は玄米コーヒーにリブレフラワーを少量プラスするのも気に入っています。
リブレフラワーは、玄米食を気軽に始めたい人におすすめ
今回はリブレフラワーの魅力と使い方を紹介しましたが、これはほんの一部です。
使い続けているうちにリブレフラワーの魅力がじわじわと増していて、「もっといろんな活用法ができそう」と感じています。
玄米食を手軽に始めてみたいーー。そう思っている方は、リブレフラワーを試してみてはいかがでしょうか。
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