味噌玉づくりワークショップ@師走茶会、たくさんのご参加に感謝!
2023年12月8日、古民家での師走茶会(主催:名古屋市文化振興事業団)のコラボイベントとして、「味噌玉づくりワークショップ」を担当させていただきました。予約チケットは事前に完売し、午前・午後あわせて30名近くのご参加がありました。
●この記事を書いた人……薬膳と郷土料理の研究家 松橋かなこ
「味噌や発酵食が好き」「昔ながらの食文化に関心がある」という方も多く、食や健康に意識の高い方ばかりでした。
ワークショップでは、味噌玉の歴史や魅力についてお話した後、お好みの具材を入れて味噌玉を3個作り、ひとつはその場でご試食。残り2個はお土産にお持ち帰りいただきました。
試食タイムでは「出汁が効いていておいしい」「身体が温まる」などのコメントをいただきました。また、「自宅でも作ってみたい」「お弁当と一緒に持参したい」「子どもや孫にも渡したい」というお声もありました。
味噌玉には「戦国武将たちが陣中食として愛していた」という歴史が残っています。
実際に、味噌玉は手軽に作れるだけでなく「長期保存ができる」「栄養が豊富」「持ち運びしやすい」などさまざまなメリットがあります。
つまり、味噌玉は忙しい現代を生きる私たちにもぴったりの保存食。風邪やインフルエンザなどが流行するこれからの季節にもおすすめです。
*味噌玉について「日本文化の入り口マガジン和樂web」にて記事を書いています(画像をクリックすると記事がご覧いただけます)。
当日はお天気にも恵まれて、ポカポカと温かい陽気。和室からは、ドウダンツツジとモミジが紅葉の見ごろを迎えていました。窓越しに美しい紅葉を眺めながらの味噌玉づくり。素敵な場に呼んでいただいて、感謝です!
「はじめまして」の方も多かったので緊張しながらのスタートでしたが、振り返ってみると、楽しくておいしい「ホッコリ」するワークショップになりました。
最近よく感じていているのは、「先人の知恵には私たちの心身を癒す力がある」ということ。いろんな場で、こうした知恵や食文化をお伝えできて嬉しく思います。
ご参加のみなさまありがとうございました!
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