2/10自然の薬箱さんでの初講座「醤づくりと冷え対策」が終了しました

自然の薬箱さんでの初めての講座「醤(ひしお)づくりと冷え対策」、2024年2月10日(土)に無事終了してホッ。「ナチュラルビューティースタイリスト講座」のひとコマを担当させていただきました。

自然の薬箱さんは名古屋市千種区にあり、漢方を中心に東洋医学からのトータルケアができる場所です。

実は10年以上前、私が薬膳を学び始めたころからの憧れの存在。このたび声を掛けていただき、とても嬉しく思います。

ここでは、講座の様子を中心に紹介します。

●次回の講座は、2024年6月23日(土)。テーマは「カレー麹づくりとむくみ予防」です。

●この記事を書いた人……薬膳と郷土料理の研究家 松橋かなこ

醤づくりと冷え対策|発酵食はやっぱり面白い!

醤は、味噌や醤油のルーツにもなったとされる古代調味料。これがあると、普段の料理がぐっと奥深い味わいになります。

まずは、醤を使った試食とともに、醤の作り方や使い方をご紹介。

「発酵食が好き」「いろんな発酵調味料を作ってみたい」など、発酵好きな方々ばかり。

「麹の種類は?」「ほかの麹に変えるとどうなる?」など質問もたくさんいただきました。

当日ご用意した試食はこちら。ビオラのエディブルフラワーは、自然の薬箱さんで作っていただいたもの。

醤を使った料理は地味になりがちですが(笑)……お花があると、ぐっと華やかで春らしい印象になります。

醤の仕込みが完了!これからご自宅で見守っていただき、2週間程度で完成します。おいしく熟成されますように。

「冷え」に長年お悩みの方も|薬膳とおばあちゃんの知恵でケアしよう

今回の講座のもうひとつのテーマは「冷え対策」。立春を過ぎたとはいっても、まだ2月。例年だと、2月は1年で最も寒い日が多い月とされています。

「冷えで長年悩んでいる」というお声も。冷えを解消するには、運動や入浴などの生活習慣を見直すことも大切ですが、今回は、薬膳の考え方をもとに、食材の選び方や朝食の考え方などをお話しました。

「朝ごはんはパンを食べることが多いです」「コーヒーを飲むのはNGですか?」など具体的なご質問もたくさん。

これは私の考え方ですが、理想を追い求めるよりも、まずはできることをできる範囲で始めるのがイイ。もちろん、理想の形というのはあります。でも、無理してやろうとして続かないようであれば、モッタイナイ。

たとえば、パン派の方は「身体を温める食材を使ったスープを添える」など。日々の暮らしのなかで実践できそうなことをお伝えしました。

食事は毎日のこと。意識が少し変わるだけで、体調はじわじわと変わってきます。

限られた時間でしたが、参加された方々のお役に立てば嬉しいです。ご参加のみなさま、ありがとうございました!

*次回の講座は、2024年6月23日(土)。テーマは「カレー麹づくりとむくみ予防」です。


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