幻のきのこ「ハナビラタケ」の食べ方は?|PRのご支援をさせていただきました

つい先日、富山県産の幻のきのこ「ハナビラタケ(株式会社森の環)」のPRのご支援をさせていただきました。

最近少しずつ見かけるようになったキノコで、キノコ好きな人や美と健康への意識が高い人たちを中心に、じわじわと話題になっています。

●この記事を書いた人……薬膳と郷土料理の研究家 松橋かなこ

ハナビラタケは、見た目が白い花びらに似ていることから、この名前が付いたのだとか。ふわふわした外観で、とても可愛らしいです。

ハナビラタケの栄養

「美と健康に良い」と紹介されることが多いハナビラタケ。では具体的に、どんな栄養があるのでしょう?

ハナビラタケは、日本人に不足な栄養素「ビタミンD」と食物繊維「β‐グルカン」が豊富に含まれています。免疫力向上やアンチエイジングなどさまざまな効能が期待できる食材です。

「日光に3時間ほどあてるとビタミンDの含有量がアップする」とのこと。調理をする前には「天日干し」をしましょう。

ハナビラタケの食べ方

ハナビラタケの気になるお味ですが……きのこ独特の香りはあるものの、比較的クセが少なく、コリコリした食感で食べやすい!

スープや炒めものなどはもちろん、普段の料理に加えて楽しめる食材です。

ハナビラタケの炒めもの

ハナビラタケをさっと炒めて、ポン酢で味付けした一品。独特の香りと食感がシンプルに楽しめます。ハナビラタケを入手したら、まず試していただきたい食べ方です。

ハナビラタケと卵のスープ

ハナビラタケは、薬膳食材「白きくらげ」にもよく似ています。白きくらげを使った定番料理をアレンジして「ハナビラタケと卵のスープ」にするのもおすすめ。

ハナビラタケのコリコリした食感と、卵のふんわり感がよく合います。塩味でシンプルに味付けするとおいしいです。

ハナビラタケと金柑の蜂蜜煮

ハナビラタケは料理だけでなく、デザートに使うこともできます。風邪予防のお守りレシピ「金柑の蜂蜜煮」にハナビラタケを加えてみました。

*詳しい作り方はこちらからご覧ください(養生ふうどのインスタグラムにつながります)

ハナビラタケのPR支援を終えて

こうした健康食材のPRに携わることは、毎回とても嬉しいです。

そのなかで特に、今回やりがいを感じたのは「地域や地球の健康を応援できた」ということ。

「森の環」さんのハナビラタケは、地元の間伐材を使った菌床と自然エネルギーでキノコを栽培。使用後も菌床を廃棄せずに再利用するなど「循環する暮らし」を実践されています。

「私たちは食べたものでできている」

環境や地球の健康にやさしい食べものを選ぶことで、食や暮らしが循環していきます。とても素晴らしいことですよね。こうした食材に関わることができて大変光栄です。

まだまだマイナーな食材ですが、もしハナビラタケを見つけたら、ぜひ手に取って味わってみてくださいね。


●養生ふうどでは「食事で心と身体を整えたい」「人にも地球にもやさしく暮らしたい」という人に向けて、「5日間メール講座(無料)」と「養生ごはん便り(メルマガ)」を配信しています(画像をクリックすると登録フォームにつながります)。

養生ふうどでは、「養生ごはん教室(対面・オンライン)」や「我が家のごはん史づくり」、「取材・プロモーション支援」などの活用を行っています。