「芋名月」と薬膳食材“里芋”の話|いま・ここを存分に味わう

2025年10月6日は「十五夜」、そして中秋の名月ですね。昔からこの日は別名「芋名月(いもめいげつ)」とも呼ばれ、里芋を月にお供えして秋の実りを祝う風習があります。

今回は、この芋名月にちなんで「里芋」にまつわる不思議で少し幸せなお話と、里芋の薬膳的効能、旬や季節を愛でる意味についてお話します。

月を見上げながら、心と体を整える時間のヒントに活用してみてくださいね。

〇この記事を書いた人...…薬膳と郷土料理の研究家 松橋かなこ

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十五夜と「芋名月」。月と里芋の意外な関係

秋は、空が澄み渡り、月が最も美しく見える時節。こうした時節に迎える「中秋の名月」は、「芋名月」とも呼ばれます。

その由来は、ちょうどこの時期に旬を迎える里芋を、月にお供えするという風習から来ているのだとか。

「月に芋?」と不思議に思う方もいるかもしれません。でも、古来の人々にとっては「自然の恵みに感謝する大切な節目」だったのですね。


▼stand.fm(スタンドエフエム)「養生ごはんラジオ(音声配信)」にて、「芋名月」について語っています(すぐ聴ける“約6分”の音声です)。


親・子・孫…命をつなぐ不思議な里芋

我が家でも先日、畑で里芋を収穫しました。

里芋の株を引き抜くと、「親芋・子芋・孫芋」が連なって出てきます。その姿は、まさに「ザ・大家族(!)」という印象です。

命のつながりそのものであり、ご縁のありがさを感じたりもします。

ときには孫芋よりもさらに小さな「ひ孫芋」までついていて、その姿にいつも感動します。

今年収穫した立派な里芋

この姿から、里芋は昔から「子孫繁栄」「家族円満」の意味を持つ縁起の良い食材とされてきました。

おせち料理や祝いの席によく使われる理由もここにあります。

薬膳から見る里芋の効能

薬膳の視点で見ると、里芋には「体を潤す」「気(エネルギー)を補う」働きが期待されています。

そのため、乾燥対策や疲労回復などにもよく使われます。

また、里芋特有の粘りの成分には、コレステロールを排出する作用や肝機能を助ける作用も期待されています。

夏の疲れが残っているこの時期や、秋の乾燥による肌トラブルが気になる方にはぴったりの食材です。

「いま・ここ」に戻る時間を大切に

日々、情報やタスクに追われていると、自分と向き合う時間が欠如しがちになります。

そんなときこそ、「いま・ここ」を味わう時間が必要です。今回の芋名月のように、月を見上げて、旬の里芋を味わってみるのもいいかもしれません。

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月が美しい秋の季節。ぜひ月を見上げて、旬の食材を味わってみてくださいね。

自然の恵みを上手に取り入れて、健やかに過ごせますように。