干し野菜工房・ラコルタさん(認定NPO法人花*花さん)の取材記事を書きました

干し野菜に注目し始めて、早くも10年以上が経ちました(*)。

干し野菜は「食べておいしい」だけでなく、環境や地域を考える上でいろいろな可能性があると感じています。

つい先日、ハンディキャップのある利用者さんと地域の方々が一緒になって取り組む「干し野菜工房・ラコルタさん(運営:認定NPO法人花*花さん)」を取材しました。

今回は、取材の様子と気づきをお伝えしたいと思います。

*「干し野菜プロジェクトから11年目」想いについてはこちらから

●この記事を書いた人……薬膳と郷土料理の研究家 松橋かなこ

干し野菜工房RACCOLTA(ラコルタ)とは|授産製品として干し野菜づくりをスタート

花*花さんは、2005年に設立したNPO法人。障がいのある子ども持つ保護者が中心となって立ち上げた団体です。

活動初期はお弁当事業として、日替わり弁当を作ってご家庭や職場などに届けていました。

14年ほど経過した頃、利用者さんたちに疲れが見られるように。お弁当事業を継続するかどうか検討した末に、干し野菜づくりを始めることになりました。

最初は、試行錯誤の連続だったそうです。そこから、2年間で売り上げは倍増ーー。

その背景には、どのような葛藤や歩みがあったのでしょう。また、多くの人を惹きつける魅力はどんなところにあるのでしょうか。

取材記事を執筆しましたので、ぜひご覧ください。

干し野菜づくりを通した「やさしい循環」とは | なごや環境大学(名古屋市・圏域)

食は、環境や福祉、地域づくりと深く関わっているーー。そんなことを強く実感するのが、認定NPO法人花*花による旬の旨みがぎゅっとつまった「干し野菜 RACCOLTA(ラコル…

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干し野菜(乾燥野菜)の可能性とは|福祉や環境、6次産業化でも展開が期待

今回、ラコルタさんの取り組みを取材して印象に残っているのは、取り組みを進める人たちの熱意やコミュニケ―ションの素晴らしさ。

それと同時に、干し野菜が持つ可能性についても感じる部分が多くありました。

福祉の現場だけでなく、干し野菜は環境分野や6次産業化などでもさまざまな展開が期待できそうです。

自らが作って楽しみ、その楽しさを教室などでお伝えするだけでなく、こうした動きにも注目していきたいと思います。

「人と地球にやさしい暮らし」を考える上で、干し野菜の可能性はまだまだ広がっているのではと感じています。

こちらのブログでも、干し野菜への想いや気づきを綴っていきますね。それでは、また。


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